優しい風にゆれながら

30代後半女子の日々~夫と犬との暮らし~

読書感想:「不妊治療のやめどき」

不妊治療のストレスを少しでも軽減すべく、本を読み漁っております。

 

今回は、妊活コーチ松本亜樹子さんの「不妊治療のやめどき」という本を読みました。

参照: 不妊治療のやめどき

 

この本は、

・松本さんの不妊治療の経験

・治療のやめどきを意識したら考えるべきヒント

不妊治療体験者16人の体験談(出産に至らなかった方々)

・医師や専門家からのメッセージ

から構成されています。

 

この本を読んで、養子について少し考えました。

でも、やっぱり養子は難しいかな…。

 

養子を育てるということはとても大変なことだと思いますが、私たち夫婦だけの問題じゃなく、それぞれの家族がその子を受け入れてくれるのかも心配です。

 

私たちの両親は、血が繋がっている孫たちと同じように接してくれるのか?

その子の従姉妹となる甥姪たちは、その子をどう見るのか?

 

こういった問題を考えると、やはり難しい…という結論に至ってしまうのです。

 

この本の著者、松本亜樹子さんは、不妊の自助団体Fineを主宰されています。

NPO法人Fine | 現在・過去・未来の不妊体験者を支援する会

 

松本さんも、以前紹介した「三色のキャラメル」の永森さんのように、

不妊治療をした期間をきっかけに、この”Fine”という自分の天職に出会われたのだそうです。

参照: 三色のキャラメル 不妊と向き合ったからこそわかったこと

 

私も、この辛い期間をきっかけに、自分の天職に出会えたらいいなぁ。。

 

実は私も、前職の仕事に就いていた頃、仕事に役立つかと思い、一時期カウンセリングの勉強をしていたんです。

でも、当時の上司とは本当に折り合いが悪く(後日分かったことですが上司は精神疾患だったようです)、そのストレスで、勉強どころではなくなってしまったんですよね。

 

この数年、私の頭からすっかり失われていたカウンセリングへの熱意。

不妊治療の本を読んでいたら、その熱意が少し戻ってきました。

 

そんなところに、数日前、伯母から電話が。

 

実は伯母もボランティアでカウンセリングをしており、10年以上カウンセリングの勉強をしています。

 

そんな伯母からの電話は、私に「最近カウンセリングの勉強してるの?」ということを聞くためのものだったのです。

 

私が今は勉強してないことを告げると、伯母は「勿体ないわ!優葉ちゃんの優しさを待ってる人が必ずいるわよ。自分に自信もって!」と…。

 

思わず泣いちゃいましたね。

 

不妊治療がうまくいかず、誇れる仕事もない今の私の自信なんてものは、ゼロ、いや、マイナスだったんです。

 

「自信を持ちたい…!」

 

万が一私が妊娠できたとしても、お母さんである私がこんなに自信がない人だったら、きっと子育てにも問題が出てくるはずです。

だから、自信のないこの状態から早く脱出しなければならないことは分かります。

 

でも、どうしたらいいんでしょう?

 

少しでも自信を回復するために、自分が得意なことを始めることにしました。

得意なこと、得意だったこと。好きだったこと。

 

そんな事を少しずつ始めたら、何か道が見えてこないかな?と願っています。

 

 

不妊治療のやめどき

不妊治療のやめどき

 

 

 

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