排卵の確認(前回の続き)
今日も病院に行ってきました。
前回のエコー検査では子宮内が「どうやら今回は早くも排卵してしまった?!」という様子だったらしく緊急事態だったのですが、今日は本当に排卵してしまったのか、確認するためのエコー検査でした。
参照↓
結果、やはり排卵してしまってました。
よって、今月は人工授精はできません。
ガックリですが、来月はこんなミスがないように、生理が終わったら排卵検査薬で毎日チェックしなきゃいけないかな。。。
来週は、友達から紹介してもらった漢方の先生に会いに行く予定です。
漢方は何ヶ月か飲まないと効果がないということですが、とりあえず気休めでもいいから飲みたい。(笑)
不妊治療って、自分の力でコントロールできないことの連続だからストレスが溜まるらしいてすよ。
「不妊ストレスにさようなら」という本に書いてありました。
「あなたが悪いから不妊になったわけではない」その言葉に救われます。
不妊ストレスにさようなら:幸せな妊娠力を高めるマインド・ボディ・テクニック
- 作者: バーバラブリッツァー,久保春海,Barbara Blitzer,中里京子
- 出版社/メーカー: 創元社
- 発売日: 2014/10/21
- メディア: 単行本
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読書感想:三色のキャラメル~不妊と向き合ったからこそわかったこと~
「三色のキャラメル 不妊と向き合ったからこそわかったこと」という本を読みました。
参照:三色のキャラメル 不妊と向き合ったからこそわかったこと
作者の永森咲希さんは、お子さんができないまま不妊治療を終え、今は不妊ピアカウンセラー、家族相談士として活躍されています。
私は年齢的なこともあるし、そして前回の人工授精で妊娠しなかったこともあり、まだ不妊治療を始めてまもないですが、「いつ不妊治療を辞めるのか?」という心の区切り方を考えたくて、この本を手に取りました。
本を手にした瞬間、すぐ読みたくなってしまって、本屋の近くのカフェに駆け込み、1時間半くらいで一気に読みました。
辛い離婚経験と、ハードワーク、そして現在のご主人との出会いや、過去のトラウマ、不妊治療の羽陽曲折、いろんなことを包み隠さず書いてくださっています。
「不妊治療をしている、していた」と語ってくれる人はなかなか身近にいないので、「不妊治療をしていた先輩の、こういう声が聞きたかったんだ!」と心から思いました。
永森さんが25歳だった頃から始まり、40歳を過ぎ、そして本を出版された時にいたるまで、永森さんの細かな心の変化を読ませていただいて、とても参考になりました。
前回の記事(排卵日の大誤算 - 優しい風にゆれながら)で、
「最近は、ふと気がつくと、「子どもを妊娠して出産しても、大きくなる前に死んじゃう子もいるんだよね・・・」とか、考えても仕方ないことをずっと考えてしまったりしています。」
と書いたのですが、永森さんの本を読んで、その答えが少し分かった気がします。
永森さんは飼い猫の死を通して、人間も動物も、一人で死んでいくことを悟ります。
「だから大丈夫」と。
そして高校時代の仲間と再会し、「子どもがいる人も、いない人も、みんな素敵な大人になった」と感じた永森さんは、「自分が大事」なんだと気付いたと言います。
子どもがいても、いなくても、自分自身を大切にしてあげること。
自分が幸せでいること。
大切なのは、そういうことなのかも知れません。
しかし一方で、永森さんは「自分の年齢よりも卵子はずっと早く老化していくことを、それまで誰も教えてくれなかった」と書いています。
それが分かっていれば、タイミングで様子を見る期間などとらず、早くステップアップしていたのではないか?と…。
永森さんのような勇気ある女性が、こうして後に続く女性たちに経験を分かち合ってくださったことに感謝します。
排卵日の大誤算
前回の記事からだいぶ日にちが経ってしまいました。
人工授精をしてから、生理が遅れ・・・生理2日後に生理がきました。
不妊治療のお医者さんからは、「生理が来たら、その日から13日後に病院に来て」と言われていたので、今日病院に行って、エコーで内診をしていただいたのですが。。。
「もう排卵しちゃった後かも! おりものが多く出た日はなかった!?」と聞かれました。。
確かに、生理が終わって2日後くらいに、2日連続でおりものが多かった日がありました。
まさか、そんなに早く排卵日が来るとは思っておらず・・・。
大誤算でした。そんなに簡単に妊娠ってできないよね、と自分に言い聞かせてます。
人工授精後にルトラールを飲み始めた前回。
生理予定日が近づくにつれ、胃痛やだるさが酷くなり、きつかったです。
これが妊娠による症状なら良いのですが、薬によるものですからね。。。
ストレスを感じます。
そして、いつもはそんな症状はないのですが、今回は生理前から便秘になり、今もずっと便秘気味です。
最近は、ふと気がつくと、「子どもを妊娠して出産しても、大きくなる前に死んじゃう子もいるんだよね・・・」とか、考えても仕方ないことをずっと考えてしまったりしています。
あ、暗い内容になってしまったので、最近あった良い事も書かなくちゃ。
1.大学時代の友達と10月に会う予定
2.別の友達から不妊治療の漢方医院を紹介してもらった
3.来月、初めてのお給料(家で細々と仕事始めました。すご~く少額)
来月(9月)の目標は、「毎日笑う」。
すごく暗い人みたいです(笑)
基本一人だし、若い頃に比べて、テレビを観ても笑うことが減ったなぁという気がするのですが、私だけでしょうか?
不妊にはストレスが良くないとよく言いますが、不妊治療中でストレスを感じてない人なんて、いるんですか!?
とりあえず便秘から何とかしたいです。(;´・ω・)
不妊治療体験記はこちら↓
不妊治療にかかったお金(検査~人工授精1回)
今日はこれまでかかった不妊治療の費用を計算します。
夫婦両方の費用です。
妻:尿検査&血液検査(自費) 6140円
妻:エコー検査(3割負担)2440円
夫:血液検査(自費)18040円
この時、夫の血液検査が自費になったのは、1つでも保険適用じゃない検査をプラスしてやると、全部が保険適用外になってしまうためです。
夫はなかなか仕事が休めないので、2回に分けて通院するより、1度に全部済ませてしまうことを選択しました。3割負担の場合と、差額は2000円ほどだと言われたと記憶してます。
夫婦:結果を聞きに再診(再診料) 1130円
妻:血液検査(自費) 14790円
妻:エコー検査(3割負担)1880円
妻:卵管造影検査(自費)6480円+5300円
妻:エコー(自費) 5920円
妻:人工授精(自費) 22890円
妻:エコー(自費)4560円
卵管造影検査と人工授精を受けるにあたり、受けなければいけない血液検査が結構ありました。
血液検査って、10割負担で受けるとすごく高いんですね。(笑)
以上、私が人工授精1回までにかかった費用は8万9570円です。
今回の人工授精で妊娠に至らなかった場合、
排卵確認のためのエコー⇒排卵検査薬⇒エコー&人工授精⇒排卵チェックのエコーを繰り返すことになると思うので、この部分だけの費用5920円+22890円+4560円=33370円が毎月かかっていくということでしょうか。
毎月3万以上の出費は我が家の家計にとっては小さくないのですが、そんなことで残念がってるような経済状況では子どもを育てる余裕がないということなのかな~?とも考えてしまいます。
体外受精となると、桁が違いますもんね。。。
私が参考にしている不妊治療の体験記です↓
人工授精後の排卵チェック
2日前に初めての人工授精を受け、今日は人工授精後の排卵チェックに行ってきました。
人工授精の時はまだ排卵前だったので、卵胞がその後ちゃんと排卵したのかどうかの確認です。
いつもの内診台に通され、エコーで排卵を確認できました。
人工授精の時も確認した、あのイクラです。(笑)
中に精子が入ってくれたのかどうかは、まだ分かりません。
先生の話によると、生理予定日から3週間生理が来なければ、妊娠確定だそうです。
生理がきた場合は、また排卵日を待って同じことの繰り返しです。
先生に「あまり期待しすぎず、5~6回機械的に試してみる、くらいの気持ちでいるように」と言われました。
今日から10日間、着床を助ける薬を朝晩飲みます。
この薬の副作用で生理が遅れることがあるらしく、予定日から2,3日生理が来なくても「そんなもんか」と思っておくように、とも言われました。
体外受精に比べれば人工授精の費用は低い方ですが、それでも家計への打撃は結構あります。
次回、人工授精にかかっている費用を記事にしようと思います。
人工授精を受けて来ました
昨日は初めての人工授精の日。
夫が朝採取してくれた精子を私が病院へ持って行きます。
精子を調整するのに1時間ほどかかるということなので、病院の外に出てお茶をしながら待ってました。
たっぷり時間があるのでゆっくり飲んでいたら、40分ほどで呼び出しのメールが!
ミルクティーを一気飲みして病院へ戻りました。
病院に入り、通されたのはいつもの内診室。
台が上げられると、先生がやってきて、私たち夫婦の名前と住所を言うように指示されます。間違って違う人の精子を入れられたら大変ですもんね。。。
名前と住所を言ったら、私たち夫婦の名前が書かれた注射器と中の管を見せられ、間違いないかを確認させられます。
注射器の中に入っている管はまるでボールペンの替え芯のような細さで、「え?たったそれだけの量しか注入しないの?」と思ってしまいました。
きっと調整して一番良い部分だけが入っているので、心配ないんでしょうけど。
量より質?(笑)
そしていよいよ注入です!
先に膣内をエコーで確認し、卵胞が排卵しそうな様子を見ることができます。
イクラみたいな丸っこいものが見えて、私の体の中にあるものなのに、
なんだか可愛かった。(笑)
卵胞の様子を確認できると、まず膣内を消毒して作業が開始します。
いざ精子を入れる時になると、「注入します」とも声をかけてくれたのですが、前回の卵管造影検査の時と比べ、何の感触もなかったので拍子抜けでした。
新しい命が誕生するかも知れない重大な瞬間、と感じじゃないですね(笑)
精子を注入し終わると、そのままの体勢で3分間待っているように言われます。
足も開きっぱなしだったんですが、足は閉じない方が良いんでしょうか?
傍で看護師さんが他の作業をしながら待っててくれたのですが、なんとも気まずかったです。
3分間の待機が終わると、診察室に通されました。
排卵したかどうかを2日後に確認したいので、また2日後に病院に来るように言われます。
今回も、排卵検査薬で毎日排卵を確認して人工授精の日が決まったのですが、不妊治療ではこんな風に、「明日来て」「2日後来て」というのが当たり前なので、会社に勤務しながら不妊治療する人は大変だろうと思います。
人工授精後の体調には変化なしです。前回の卵管造影検査と違って疲労感もないので、本当に「普通に、普段通りの生活」です。
さて、これからどうなるのか・・・
卵管造影検査は痛い?痛くない?
今日は初めての卵管造影検査に行ってきました。
検査3時間前までしか食べ物は食べちゃだめという事だったので、朝6時に起床して朝ごはんを済ませました。
そして検査予定時刻の1時間〜30分前に「子宮の収縮を抑える薬」を飲むという指示があったので、家を出る直前に薬を服用。
病院がめちゃくちゃ混んでたため、せっかく検査予定時刻に合わせて薬を飲んだのに、2時間も待たされてしまいました。。
まぁ、そのくらいならまだ薬の効果は続いているでしょうけどね。。
事前に病院から「ネットでは子宮卵管造影検査が痛いという話が出回っているが痛い人はまれ。ほとんどの人が痛みを感じないか、少し痛い程度」という説明用紙を受け取っていたので、まったく心配しておりませんでした。
ところが!!
いざカテーテルを刺されると、思い切り動揺。痛いというより、違和感と今まで味わったことない感覚に震えました。。。
看護師さんに2度ほど「大丈夫ですか?」と聞かれ、その度に「大丈夫です」と答えましたが、内心は心臓バクバク。
だって、カテーテル刺されたまま、隣のレントゲン室に自分で歩いて行かなきゃいけないんですよ。。。
カテーテルはスカートの中なので短い廊下を歩く時は外から見えることはないとはいえ・・・なんとも言えず恥ずかしかったです。(誰もこちらを見てなかったけど)
無事レントゲン室に着き、撮影台に上ると、今度はカテーテルから液体を身体に入れられます。
この時、看護師さんに「下腹部が生理痛なような重い感じがしますよ〜」と言われ、ますます緊張。
結果・・・痛くなくはないです。←分かりにくいw
ただ、我慢できないほどではないので、リラックスできてる人ならまったく気にならない程度なのかも知れないですね。
私は場合は、下腹部の違和感と、初めての体験に気持ちが動揺しすぎて精神的ダメージがすごかったので、ちょっと痛かった気がしました。(笑)
まず液が子宮に入っていく様子を撮影し、その15分後にまた子宮の様子を撮影したら終了です。
先生の診断によると、「もしかしたら蜘蛛の巣のようにかかってた場所があったかも知れないけど、この程度なら問題ない」ということでした。
病院の帰りにお茶でもして帰りたかったのですが、ぐったり疲れていたので家に直帰。
私の周りでも卵管造影検査をした人が何人かいるんですが、みんなこんな経験してるんだなぁ〜と、なんとなく尊敬。(笑)
そして、体外受精や出産となればもっと痛いんだから!と想像すると、ますます恐ろしくなるのでした。。。